「Journal of NeuroEngineering and Rehabilitation」国際ジャーナルに弊社取扱いデジタル自転車機器が掲載されました。
皆さんいかがお過ごしですか。エアデジタル㈱前田と申します。
この度、過去数年にわたり子供から大人まで、日本でどのように提供していくか、開発社とすったもんだしてきた製品「アルティレーサー」が、この度、「Journal of NeuroEngineering and Rehabilitation」という国際ジャーナル上で、パーキンソン病患者への本機活用に関する論文が発表されました。
https://jneuroengrehab.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12984-025-01657-1
ちなみに本機器は、現在埼玉県の体育公共施設2か所に設置されていますが、こちらも中々、勝手に機器をいじって、壊れるというより壊される事例が後を絶ちません。
当店においては、子供も大人も利用されているうえに、とてもすごい製品なので、気を付けて乗ってくれと子供にお願いしても、まったく意味が通じない製品ではあるのですが、それでもこの機器はそれなりに楽しいので、良きかと思えます。
論文では、「屋内サイクリングトレーニング中の軽度のパーキンソン病患者における生体力学的分析」という内容で、結論として(直訳しているので意味が分からないかもしれませんが
「本研究の結果は、パーキンソン患者は自主的に低いサイクリング速度を選択し、上半身と下半身の間の力の配分をより密接に連動させており、健常者とは異なるバランス制御を行っていることを示しています。本研究の主目的は生体力学的適応を調査することでしたが、これらの知見はパーキンソン病における定量的な機能評価のための客観的マーカーとしての可能性を探る将来の研究の基盤を築くものでもあります。さらに、さらなる検証が必要ですが、操縦可能な屋内サイクリングシステムは、リアルタイム評価とバランストレーニングを統合する能力がパーキンソン病の機能的転帰の改善に寄与する可能性があるため、評価とリハビリテーションの両方において有望なプラットフォームとなります。」
このように、デジタルサイクリングプラットフォーム「アルティレーサー」が、ほかのデジタルサイクリングや屋内サイクリングシステムとは違い、
~揺れや傾き、速度を出しながら、中心点を維持するように仕向けるダブルタスクトレーニングを狙うゲームシステム~
これが無駄でもなく、パーキンソン病の主な特徴である、安静時のふるえ(振戦)、バランスの障害(姿勢反射障害)といった運動症状と、便秘や抑うつなどの非運動症状に対し、リハビリに有望とのことなので、最近ニュースで見たパーキンソン病のお薬とかと併用してみるとか、新たな取り組みにつなげられたらと勝手に思ったりします。
お気づきの方においてはぜひお試しくださいませ。
皆様のご来訪、心よりお待ちしております。
デジタルサイクリングプラットフォーム「アルティレーサー」設置場所
・埼玉県久喜市「アリオ鷲宮」1階 スポーツ60&スマート
・埼玉県さいたま市見沼区「ゆーぱる ひざこ 健康福祉センター東楽園」
・ 埼玉県入間郡三芳町「三芳町総合体育館」
エアデジタル株式会社 info@airdg.biz (03)6555-2021
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